通信系のこと その5
テレターミナル:移動体通信におげるデータ伝送手段としては、自動車電話やMCAがあるが、自動車電話では料金的に高くなり、品質的にも1、200bps程度が限界であること、MCAは料金的にかなり安く設定されているが、やはり品質面で端末側の負担が増え、実効伝送速度が限定されるといった制約があることから、地上系のデータ通信網と同程度の料金で、かつ同程度の品質を確保できるネットワークとして、テレターミナルシステムが考案され、1989年12月よりサービスが開始されています。
テレターミナルシステムは、屋外に設置され無線ゾーンを構成するテレターミナル基地局(以下「基地局」という)、各基地局とのデータ伝送の交換を行う共同利用センターの主要諸元(以下「セソター」という)およびそれらの間を結ぶ専用線設備により構成され、セソターにおいて各種の地上系ネットワーク(電話網、パケット網、専用線、VANの網)と接続され、携帯型または車載型の情報処理端末とユーザー側のホストとの間のデータの送受が行われます。